お葬式の作法は宗教によって様々です。特にお焼香などのマナーについては事前に知っておく必要があります。
天理教も、一般的な仏式のお葬式とは異なり葬儀自体の流れや作法などを把握しておく必要があるものの一つです。
天理教は神道がもとになっており、神道形式のお葬式に似た部分が存在しています。

天理教のお葬式において最も重要なのはお通夜での「みたまうつし」と呼ばれるものです。これは天理教の考えに根差すものであり、天理教では葬儀によって神へと古い体を返還し、次の新しい体が見つかるまで一時的に魂を預かってもらうものになります。
みたまうつしはまさにこの魂を古い体から移す工程です。その重要さから、告別式以上にみたまうつしの参列者が多くなることを想定したお葬式が組まれることも珍しくありません。

みたまうつしの流れは、祓詞奏上を行い、みたまうつしへと移ります。供物を神前に供え、しずめの詞をおこないます。斎員の列拝の後、最後に参列者による玉串奉献が行われます。

天理教では香典マナーが仏式とは異なり、表書きではお玉串料などの記載が望ましいです。また、蓮の花の図柄などは仏教の教えの中にあるものであり天理教ではふさわしくないため注意する必要があります。

みやこ式典では、皆様1人1人に寄り添い、故人の方との大切な時間になるお葬式を満足のいく形で実現できるようお手伝いさせていただいております。
お葬式は普段の生活ではあまりなじみがないものです。そのため様々な疑問や不安な点が出てくるかと思います。そんな時は一人でお悩みになるのではなく、お気軽にご相談ください。
私どもも、少しでも良い葬儀を実現するお手伝いがしたいと思っております。どんな些細なことでも問題ございません。まずは私どもまでご連絡ください。