終活が一般化するにつれて、エンディングノートを用意される方も増えてきました。エンディングノート(終活ノート)とはこれまでの自分の整理や、自分が亡くなった後に遺族が困ることの無いよう情報を遺すものです。
それでは、このような目的をエンディングノートで果たしていく場合にはどのような内容を記載するかご説明します。

まずは自分自身についてです。生年月日や本籍地のような基本事項から、趣味、好きなものなど書けることは多岐にわたります。自身の整理も兼ねているので決まった形式はなく、書き方は基本的に自由であり書きたいと思ったことを書き連ねるのもよいでしょう。
一方で延命治療や契約しているものの情報などを記しておくことによって、ご家族は非常に楽になることがあります。

その他に書くものの例としては相続などについてです。資産などは何を保有していて、遺言などは残しているのかなども書き記しておくとよいでしょう。エンディングノートに相続の意向を書くことはよいですが、「法的効果自体を持つものにはならない」ため、そうした効果を持たせたい場合には遺言を作成してする必要があります。

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